転職活動は期間を決めて計画的に

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2016.2.4期間を決める

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無給状態の転職活動は大変

転職活動をする時、会社を辞めて就職活動に臨む人と、仕事を続けながら就職活動に臨む人がいます。会社を辞めて就職活動に臨む場合のメリットは就職活動にたくさん時間がとれる事と、すでに会社を辞めてしまっているので転職に対する迷いがなくなるという事でしょう。しかし会社を辞めて就職活動をすると、退職手当金が支給されている間は良いですが、就職活動が長引くと収入が途絶えてしまいます。
そうなると生活費はもちろん、面接に臨むための交通費なども貯金から出さなくてはいけなくなります。独身の男性の場合はそれほど焦らなくて済むかもしれませんが、家族がいる場合はかなり厳しい状況になります。結局無給であるプレッシャーに負けて、とにかく就職先を決めようと思ってしまい、以前の職場と同じか、それ以上に待遇の悪い会社へ転職してしまう可能性があります。

収入があると安心

リストラにあったり、会社が急に倒産してしまった場合は仕方がありませんが、今の会社で働き続ける事ができる場合は働きながら転職活動をするのがおすすめです。経済的な心配がないので、焦って転職先を決めなくてはいけないというプレッシャーがありません。また無給状態にならないので、家族に心配をかける事もありません。少なくとも転職先を選ぶ条件として、今の会社よりもよい待遇の所、やりがいのある職場というプライオリティを維持したまま転職活動を続ける事ができるでしょう。
転職活動は生ものですので、優秀な人材でもタイミングが合わないと転職先がいつまでも決まらないという事があります。思わぬ長期戦になる可能性もあります。しかし仕事を続けていて収入さえあれば生活に支障が出る事はありません。

期日を決めて集中的に

働きながら就職活動をすると大変なのがスケジュールです。仕事をしているだけでも忙しいのに、そこに転職活動が加わるからです。もし本気で転職活動をしようと思ったら、プライベートのほとんどの時間を捧げる必要があります。休日にできるだけ求人情報を調べて、整理しておく事、書類作りなどをしておく事が大切です。面接の日取りは基本的に平日になりますので、いつでも有休をとれるような状況を作っておく必要もあります。
このように考えると働きながら転職活動を続ける事は大変なことだとわかります。転職活動中は全精力をかけて臨むような期間になるでしょう。そのためいくら経済的な心配がないからとはいえ長期戦は避けたいところです。そこで転職を成功させるための目標期日を決めましょう。例えば「6か月後の何日までに転職先から内定をもらう」というような具合です。期日を切ればそこまでの間は全力で転職活動ができるでしょう。もしも期日までに転職が決まらなかったら、一旦仕切り直しをしましょう。

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罪悪感は不要
罪悪感は不要

今の会社よりもっと待遇の良い会社から転職の内定をもらっているのにもかかわらず、元の会社の同僚達への罪悪感から転職を取りやめてしまう人がいます。しかしビジネスマンである以上キャリアアップを目指すのは当然で、その事は同僚達も理解しているはずです。またもしも会社の業績が悪くなり、会社があなたを解雇したとしても、会社はあなたに対して罪悪感を感じる事はありません。解雇する側に罪悪感がない以上、転職する側にも罪悪感は必要ないのではないでしょうか。