転職活動中の男性は要注意!未経験者歓迎求人の真実

未経験者歓迎の真実

2016.3.20未経験者歓迎の真実

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「未経験者」にもいろいろある

転職活動をしているときに求人情報を見ると「未経験者歓迎」という文字を目にします。この未経験者とはどのような人の事を指すのでしょうか。未経験者は大きく3つに分ける事ができます。
一つ目は単純な「未経験者」です。この場合は会社員として働いた経験がない人の事を指しています。アルバイトの経験しかない人は未経験者に該当します。このケースの未経験者を募集する企業の意図は、とにかくポテンシャルが高い人材を確保できれば、社員研修などで育て上げる自信があるという考え方が根本にありそうです。また他の企業で働いていて癖がついてしまった人材を採用したくないという意図もあるでしょう。即戦力としては期待されていませんが5年後10年後には会社を背負ってくれるような人材を発掘したいという願いが込められています。

職種未経験者と業界未経験者

そして二つ目が「職種未経験者」で三つ目が「業界未経験者」です。職種未経験者の募集は、例えば建設業の事務員として働いていた経験がある人を営業職として採用する可能性があるというケースです。営業職としては未経験ですが、建設業界で働いた経験がある人です。そして業界未経験者は建設業の事務員として働いていた経験がある人を、アパレル業界の事務員として採用する可能性があるというケースです。どちらのケースも社会人としての経験があるという所がポイントで、入社後に一般常識や社会人としてのマナーを一から教える必要がありませんので問題が少なくてすみます。
また同じ職種未経験者でも同じ業界で働いていた人なら、すでに同じ情報を共有する事ができていて、業界ならではの専門用語の理解もできています。業界未経験者でも、同じ職種で働いていた人ならすでに仕事のスキルを持っているのでスムーズに働きはじめる事ができます。このような未経験者を募集する企業は、ある程度馴染むのに時間がかかっても、より良い人材を採用するために門戸を広くしたという意図があると思います。

未経験者に該当しない転職希望者は?

未経験者歓迎と求人募集の欄に書いてあるのに、「社会人としての経験もあり、その業界の人間で、これまでの職種と同じ」という場合はどうすればいいのでしょうか。もちろんあきらめる必要はありません。企業は未経験な事に目をつむっても良い人材を集めたいという意図で募集をかけていますが、良い人材なら経験者のほうがよいと思っている可能性も高いからです。
もちろん未経験者募集とあえて記載する企業は「新しい事にチャレンジする気持ちがあるフレッシュな人材」を求めている可能性が高いです。もしあなたが経験者でもそのような前向きな意欲がある場合は企業は歓迎してくれると思います。

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今の会社よりもっと待遇の良い会社から転職の内定をもらっているのにもかかわらず、元の会社の同僚達への罪悪感から転職を取りやめてしまう人がいます。しかしビジネスマンである以上キャリアアップを目指すのは当然で、その事は同僚達も理解しているはずです。またもしも会社の業績が悪くなり、会社があなたを解雇したとしても、会社はあなたに対して罪悪感を感じる事はありません。解雇する側に罪悪感がない以上、転職する側にも罪悪感は必要ないのではないでしょうか。