男性は家族を守る責任感から転職に踏み切れない

転職は怖くない!

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家族を守るため

2015.9.17家族を守るため


勤務先がブラック企業だと気づく

新卒で入った会社がブラック企業だったという人の体験談です。求人票を見た限りでは今後も成長しそうな販売業に働き始めたものの、しばらくすると職場の雰囲気がよくない事に気が付きはじめます。その原因はある上司の暴言でした。とにかく部下に対しての言葉づかいがひどく、罵詈雑言を浴びせまくる人です。売り上げが低い人に対しては「売り上げが上げられないなら今すぐ帰れ」「ただし公共の交通機関は使うな、歩け」「お前の代わりに犬を椅子に座らせる」などまるでガキ大将が弱いものいじめをするような状態でした。職場の空気はどんどん悪くなっていったそうです。

機能しない職場

本来ならそのようなモンスター上司はさらに上の役職の人に相談して転属してもらうなどしないと職場の機能は回復しません。しかし問題だったのがその上司が会社の血縁関係にある取締役兼本部長だったという事です。つまりさらに上の役職の人などほとんどいなくて、いたとしてもその上司の親戚という事になります。これでは誰も怖くて進言する事などできません。
これは販売店のバックヤードでの話ではありますが、どんよりした職場の空気はどうやっても切り替える事は不可能です。お店の売り上げはその上司が罵詈雑言を吐く回数と比例するように右肩下がりで落ちていきました。その事でさらに怒る上司という感じで、もうこんな会社にはいたくないと毎日のように考えていたそうです。実際にこのような会社に将来性はないため早く見限って転職した方が賢明だという冷静な考えも一方ではあったそうです。

家族のために辞められない

ただそんな会社であれ、辞める踏ん切りがなかなかつかなかったのはその方に家族がいたからです。ひどい会社だとはいえ、積み上げてきたキャリアを捨てる事は勇気がいりました。また販売業は専門職と違って、転職が難しいのではないかと思い込んでいたのだそうです。もしも無職状態が長く続いてしまったら、購入したばかりの家のローンを払えなくなってしまいますし、子どもの教育費も出せなくなってしまいます。そのようなリスクを負うくらいなら自分が会社に行っている間だけ、息を殺して我慢していれば丸く収まるのではないか、そういう風に考えてしまい、なかなか退職と転職に踏み切る事ができなかったのだそうです。
この方だけでなく家族がいるからブラック企業だとわかっているのに辞める事ができないという会社員の方はたくさんいます。このまま続けてもいい事はないと分かっているのに転職に踏み切れないのは、家族にリスクを負わせたくないという理由と、転職はそう簡単にできないという思い込みのせいだと感じました。

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罪悪感は不要
罪悪感は不要

今の会社よりもっと待遇の良い会社から転職の内定をもらっているのにもかかわらず、元の会社の同僚達への罪悪感から転職を取りやめてしまう人がいます。しかしビジネスマンである以上キャリアアップを目指すのは当然で、その事は同僚達も理解しているはずです。またもしも会社の業績が悪くなり、会社があなたを解雇したとしても、会社はあなたに対して罪悪感を感じる事はありません。解雇する側に罪悪感がない以上、転職する側にも罪悪感は必要ないのではないでしょうか。